
出展費用をかけて展示会に参加したのに、ブースの前を素通りされる、やっと足を止めてもらえてもスタッフが少なくて対応が追いつかない……。 こうした集客難と人手不足は、展示会・販売会・ポップアップ・合同説明会など、どんなイベントでも起こります。 その切り札となりうるのが、等身大パネルです。
この記事では、低コストで即効性が高い対策として、展示会向けの等身大パネルをオーダーして活用する方法を具体的に解説します。
目次
展示会のブース装飾は、「大規模に派手に作り込む」か「ポスター中心で簡易に済ませる」かのどちらかに偏りがちです。 前者は費用が莫大にかかってしまい、後者は会場で埋もれやすいというように、それぞれデメリットがあります。 そこで選ばれているのが、等身大パネルという“ちょうどいい第三の選択肢”です。
ブースに立体感が生まれて華やかになり、離れた場所からの視認性も上がります。 さらに、情報を載せたりパンフレットを持たせたりしたら“無人接客”にもなり、少人数運営の機会損失を防ぐことにもつながります。 制作費は数千円〜数万円という低コストながらも、集客効果が期待できる救世主のような存在なのです。
等身大パネルの価値は「目立つ」だけではありません。 導線を作り、人の心を動かし、スタッフの手数まで補うなど、さまざまなメリットが得られます。 ここでは展示会で特に効く4つの効果をわかりやすく、丁寧に掘り下げてみましょう。
実は展示会の通路を歩く来場者は、常に警戒をしている状態です。 入ったら強引に営業されるのでは?話しかけられたら断りづらい……そんな心理が無意識に働いているため、 スタッフが通路で待ち構えるほど、逆に近づきにくくなるケースもあります。
そこで、通路沿いやブース角に等身大パネルを置くと、来場者はまず“歓迎されている+人がいない安心な入口”として情報を受け取れます。 人間の圧迫感がないぶん、近づくハードルが下がり、「とりあえず見てみよう」「写真だけ撮ろう」という心理が生まれ、ブースへの最初の一歩を作りやすくなるのです。
会場ではポスターが大量に並び、平面の掲示物はどうしても埋もれがちです。 等身大パネルは人(キャラクター)の形をしているので視線を集めやすく、置いた瞬間にブースへ奥行きと立体感が生まれます。
遠目からでも「あそこに誰かいる(何かある)」と認識されやすく、ブース全体が賑わって見えるのもポイントです。 小規模ブースでも、パネルを1体置くだけでアイキャッチ効果が跳ね上がり、施工費をかけた豪華な装飾に近い存在感を作れます。
少人数運営の展示会で多いのが、「全員が商談中で、新しい来場者を取りこぼす」という問題です。ここで等身大パネルは、無言で働き続ける“補助スタッフ”になります。
たとえば、パネルに「資料ご自由に」「名刺交換でノベルティ進呈」「QRから資料DL」というように、次のアクションを明示しておけば、スタッフが対応できない間も来場者は動けます。 また、パンフレットやチラシを持たせておくという方法も効果的です。こうした工夫で機会損失の減少と、ブース運営の平準化につながります。
特にBtoCやエンタメ系の出展では、来場者のSNS投稿が強力な拡散装置になります。等身大パネルは、そのままフォトスポットとして機能するのが強みです。
ただ置くだけでも撮影する人はいますが、隣に並んで記念撮影できるスペースを作ると、撮影待ちの列ができることさえあります。 投稿用に指定ハッシュタグを入れれば、会場外にも認知が広がり、次回イベントの集客にも効いてくるはずです。
等身大パネルは、載せる情報次第で「ただの飾り」にも「成果を生む装置」にもなります。ここからは、展示会で使うなら押さえたい“情報設計”のポイントをご紹介します。
まず基本は、人物・キャラクターで目を留めることです。BtoBなら、社員や社長、幹部の清潔感が感じられる写真が強いです。顔が見えるだけで安心感が出て、「話を聞いてみてもいい会社」に格上げされます。 一方、エンタメ系・ファン向けイベントなら、キャラクターのイラストが一瞬で反応を引き出すフックになります。
ただし、等身大パネルは拡大印刷なので、元画像の品質が低いと一気に“安っぽさ”が出てしまう点には注意が必要です。 スマホ写真でも条件次第では十分活用できますが、撮り方・データの整え方が重要になります。詳しくは後述します。
現代の展示会で最も意識したいのが、このデジタル連携です。来場者は荷物を増やしたくないため、紙カタログよりも「QRから資料DL」「WEBで導入事例を見る」「SNSをフォロー」などの導線が刺さります。
QRコードが記載されたポスターをただ貼るより、等身大パネルに載せた方が目立ちやすく、読み取り動作が起きやすいのもポイントです。 さらに、BtoCなら「その場で使えるクーポン」「友達申請で特典進呈」なども強い武器になります。
展示会は“立ち寄る理由”が必要です。 「アンケートで抽選」「SNS投稿でサンプルプレゼント」「当日だけの特別セット」など、会場限定のメリットをパネルで大きく見せると、素通りしかけた来場者の足が止まります。
ここは細かい文章より、短い強ワード(例:本日限定/先着/無料)を前面に押し出すのが鉄則です。
展示会は一瞬勝負であり、「この出展者は何者なのか?」「どのような強みがあるのか?」を直感で伝える必要があります。 BtoBなら、「導入社数」「業界実績」「受賞歴」など、判断材料を入れると商談化率が上がります。 来場者側にとっても“選別”が進むので、ターゲット外の立ち寄りを減らす効果もあります。
BtoCやエンタメなら、世界観が命。キャラ設定、等身大のスケール感、背景との統一などを揃えると、ブース全体が“作品”になり、滞在時間と拡散が伸びます。
混雑時や担当者不在時でも運営を止めないために、案内表示は効きます。 「最後尾はこちら」「資料はご自由に」といった案内や、「撮影OK/NG」など、よく聞かれる内容をパネルに載せるだけで、スタッフが声を張り上げる回数が減り、運営が滑らかになります。
“言いにくい注意喚起”も、パネルなら角が立ちにくいです。展示会は短期決戦だからこそ、こうした小さな摩擦を減らす工夫も必要です。
よくありがちな失敗は、情報を詰め込みすぎることです。等身大パネルは、近距離で読む前の「視線を止める」という役割が大きくなります。 だからこそ、最初に決めるべきは目的です。
・とにかく足を止めたい → アイキャッチ+短いメリット
・名刺・リードを取りたい → QR(資料DL)+次アクション
・人手不足を補いたい → 案内ボード+ルール明示
・話題化したい → フォトスポット化+ハッシュタグ
このように、目的が決まると載せる情報も自然に絞れます。「読ませる」ではなく「動かす」ための情報設計に切り替えましょう。
ここまでの内容を踏まえ、次にシーン別の最適解を考えてみましょう。 展示会といっても、BtoB、販売会、採用、エンタメでは“刺さる導線”が全然違います。 読み進めながら、等身大パネルの方向性をイメージしてみてはいかがでしょうか。
BtoBは「差別化」と「ターゲティング」と「信頼」が命題です。おすすめは、人物(代表・社員)+短いコピー+実績の組み合わせです。 経営者や担当者の顔が見えるだけで安心感が増し、商談の入口が広がります。
さらに、スタッフが少ない場合は、あえて無人受付のように見せる運用も有効です。 パネルに「資料DLはこちら」「名刺投函で後日連絡」などの文言を載せ、パンフと名刺箱を設置すれば、商談中でもリード獲得が止まりません。
一般消費者向けの販売会では、限定感と親しみやすさが重要となります。「本日限定」「試食実施中」「セット割」などの目玉を、ポップな色使い・大きな文字でドンと見せるのが効果的です。
マルシェでは特に「誰から買うか?」が動機になります。生産者本人が商品を持った等身大パネルは、安心感と物語性が出て、立ち寄り率を押し上げます。BtoBよりも“温度感”を上げるデザインが勝ち筋です。
採用イベントは、ブース滞在時間が短い一方で、来場者(求職者や学生)はさまざまな情報を知りたいと思っています。そこで効くのがデジタル連携です。 先輩社員インタビュー、1日の流れ、福利厚生、選考フローなど、ブースでは語りきれない情報を盛り込んだサイトへ、QRで誘導しましょう。
また、登壇者がベテランに偏る場合は、若手社員の等身大パネルを置くのも有効です。いろいろな社員の顔が見えるだけで、職場の解像度が上がり、不安が減ります。
ファン向けイベントは、世界観の徹底とSNS拡散が命です。中途半端なクオリティや配置は、ファンの熱量を下げかねません。 ここは割り切って、プロにオーダーして高品質に仕上げるのが正解です。
背景も含めてフォトスポットを作り込み、混雑が読めるなら「待機列はこちら」など案内パネルも用意すると、安全確保やトラブル防止という観点まで含めて完成度が上がります。
等身大パネルは自作もできますが、展示会用途だと“落とし穴”が多いです。 最後に、失敗を避けるためのポイントを見ていきましょう。
等身大パネルは「印刷して切り貼りすれば完成」と思われがちですが、展示会で使う品質を出すには難易度が高く、思った以上に手間がかかります。
特に難しいのが、画像の切り抜き(輪郭)と印刷に耐える解像度です。Web用画像(低解像度)を無理に伸ばすと、近くで見たときに粗さが出て、ブースの信頼感を落とします。
さらに、搬入・設置・撤去まで含めると、強度や脚の作り、折れやすさの対策も必要です。 展示会は準備時間が限られるため、現場でバタつくような事態は避けたいところです。データ面の注意点は事前に押さえておきましょう。
業者選びでは、価格だけでなく「展示会で困るポイント」に対応できるかが重要です。たとえば、以下の要素が挙げられます。
・持ち運び対策:二つ折り加工などの可搬性
・設置のしやすさ:紙脚・金脚など脚の選択肢
・短納期:直前でも間に合う出荷体制
・入稿ガイドの明確さ:データ不備でやり直しにならない
ロープラサインでは、等身大パネルの二つ折り加工を無料で実施しており、搬入負担を減らしたい出展者には相性が良い設計となっています。
プロへ依頼する場合は、主に以下の5ステップを経て等身大パネルが納品されます
1.商品を選ぶ(サイズ・素材・加工を決定)
2.データ作成・入稿(ガイドに沿ってデータを用意)
3.注文(内容確認のうえ購入手続き)
4.データ確認後に出荷予定日を業者より連絡
5.お届け(会場搬入に合わせて受け取り)
納期は、概ね注文後1週間程度。業者によっては2~3日で納品されるプランも用意されています。
展示会・イベントは、準備も当日もとにかく時間が足りません。だからこそ、等身大パネルは「安く作る」だけでなく、早く・確実に・現場で扱いやすく仕上げることが重要です。
ロープラサインは、自社生産によるコスト管理と品質チェックの徹底で、低価格・短納期・高品質を同時に狙える制作体制が整っています。 等身大パネルに関しては最短2営業日出荷にも対応しており、直前の追加制作が必要になった場合などにもご活用いただけます。
さらに、展示会で地味に効くのが“運びやすさ”です。弊社では、等身大パネルの二つ折り加工を無料で提供しており、搬入・撤去の負担やコストを抑えたい場合に最適です。
限られた予算でブースを目立たせたい、少人数運営でも取りこぼしを減らしたい……という方は、等身大パネルの制作をぜひ検討してみてください。
A1:はい、持ち運びを想定した加工が可能です。
ロープラサインでは、等身大パネルの二つ折り加工も承っており、手持ち搬入のハードルを下げられます(折り目は付くため、その点は事前に理解しておきましょう)。
また、紙脚(短期利用・コスト削減向き)、分割式の金脚(長期・安定設置向き)というように、脚も選べます。分割式は梱包がコンパクトになりやすい設計です。
A2:可能です。
等身大パネルは「人物」に限らず、お好きな写真で自由に作れます。商品ボトルやマスコット、ロゴ形状など、アイデア次第でインパクトのある演出ができます。
ただし、カットライン(切り抜き)などデータ面の要件は発生します。入稿前に、データ作成時の注意点も合わせて確認しておくとスムーズです。
A3:最近のスマホ写真なら、条件次第で十分対応できるケースが多いです。
ポイントは、明るい場所で撮る・ズームを使わず近づく・ブレを避けることです。
等身大パネルは拡大印刷なので、解像度が不足すると粗さが目立ちます。 印刷用データは解像度(dpi)の考え方が重要になるため、不安な場合は入稿ガイドの注意点を確認し、余裕を持ってデータを整えるのがおすすめです。
A4:展示会用途の等身大パネルは、基本的に屋内・雨の当たらない場所での運用が安心です。
濡れる環境では、反り・破損・劣化のリスクが上がります。
屋外イベントで使うなら、テント下に設置する、地面から浮かせる、移動時の養生を用意するなど、水濡れ対策を前提に計画してください。 長期掲出や常設を想定する場合は、用途に合った素材・加工の相談をしておくと安全です。
展示会の悩みで多い「集客不足」と「人手不足」は、等身大パネルで同時に解決できる可能性があります。 等身大パネルは、ブースへの心理的ハードルを下げ、立体的な賑わいを作り、情報掲示で無人接客まで担える救世主となりえます。 さらに、QR連携やフォトスポット化で、リード獲得やSNS拡散にもつながります。
成功の鍵は、目的に合わせて情報を絞り、シーン別にデザインを最適化すること。 搬入・納期・品質まで含めて確実に仕上げたい方は、制作実績と短納期対応、持ち運びを意識したオプションがある業者へオーダーするのが近道です。
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